【ママ向け】派遣とは?仕組みとメリット・デメリットをやさしく解説

「派遣って不安定そう…」
「正社員やパートと何が違うの?」
「子育てしながら本当に働ける?」

はじめて派遣を考えるとき、こんな不安を感じるママはとても多いです。

この記事では、途中で産休・育休を挟みながら、派遣で建設事務として9年働いてきた私の経験をもとに、

  • 派遣の仕組み
  • メリットとデメリット
  • ママに向いている理由

をやさしく解説します。

目次

派遣の仕組み|派遣会社・派遣先・派遣スタッフの関係

派遣の仕組みは、「派遣会社」「派遣先」「派遣スタッフ」の3者で成り立っています。
正社員やパートとは契約の形が異なるため、はじめは少し分かりにくく感じるかもしれません。

ここでは、派遣の基本的な仕組みとあわせて、派遣の種類や、正社員・パートとの違いを図解でわかりやすく解説します。

派遣の働き方は3種類ある【登録型・無期雇用・紹介予定】

派遣の働き方には大きく分けて3種類あります。

派遣はすべて同じ働き方ではなく、

  • 一定期間ごとに契約する「登録型派遣」
  • 正社員前提で働く「紹介予定派遣」
  • 派遣会社と無期契約を結ぶ「無期雇用派遣」

といった違いがあります。

子育て中のママの場合は、まずは「登録型派遣」から始める人が多いのが実情です。

登録型派遣(有期雇用派遣)とは?いちばん一般的な派遣の働き方

登録型派遣についての図解

派遣で働くママの多くが選んでいる、いちばん一般的な働き方です。

  • 契約期間があらかじめ決まっている
  • 時短・残業なしなど、家庭優先の求人が多い
  • 子どもの成長や生活リズムに合わせて働き方を調整しやすい

「まずは無理なく働きたい」
「派遣が初めてで不安がある」
と思っている方が最初の一歩として選びやすいスタイルです。

無期雇用派遣とは?安定して働きたい人向けの派遣

無期雇用型派遣についての図解

安定した働き方を求める人に選ばれているのが、無期雇用派遣です。

  • 派遣会社と期間の定めがない契約
  • 月給制が多い
  • 派遣先が決まっていない期間も給料が発生する
  • 長く続けたい人向け

ただし、無期雇用派遣はフルタイム前提の求人が多く、時短勤務が難しい場合もあります。

そのため、

  • 子どもが小さいうちは登録型派遣
  • 将来的に安定を重視したいタイミングで無期雇用

と、ライフステージに合わせて選ぶママも多いです。

紹介予定派遣とは?正社員を目指せる働き方

紹介予定派遣についての図解

一定期間は派遣として働き、その後に直接雇用(正社員・契約社員)を目指す働き方です。

  • 正社員・契約社員を前提とした求人
  • 派遣期間中に、仕事内容や職場の雰囲気を見極められる
  • 将来的に直接雇用を目指したい人向け

ただし、直接雇用を前提としているため、責任や業務量が増えやすく残業が発生するケースもあります。

そのため、

  • 「まずはワークライフバランスを最優先したい」
  • 「子どもがまだ小さく、急なお迎えが多い」

という時期のママには、少しハードルが高く感じることも。

子どもが成長し、働く時間や責任の幅を広げられるタイミングで検討する選択肢として考えるのがおすすめです。

3つの派遣の働き方を表にまとめると以下の通りです。

スクロールできます
働き方 特徴向いている人
登録型派遣柔軟・期間契約ワークライフバランス最優先
無期雇用派遣安定・月給制長く安定して働きたい
紹介予定派遣正社員前提将来正社員希望


       

派遣と正社員・パートの違い

派遣は、「雇われている会社」と「働く場所」が違う働き方です。

正社員・パートと派遣社員の違いについての図解

このように、間に派遣会社が入ることで、

  • 勤務条件の確認や調整
  • 困ったときの相談
  • 職場で言いにくいことのフォロー

を、自分ひとりで抱え込まずにすむのが派遣ならではの大きな違いです。

子育て中のママが派遣で働くメリット

派遣には、正社員やパートにはないメリットがあります。
特に子育て中のママにとっては、「時間の融通がきく」「無理なく続けやすい」といった点が大きな魅力です。
ここでは、派遣で働くメリットをママ目線でわかりやすく紹介します。

時給が高く、短時間でも働きやすい

派遣の大きな特徴のひとつが、時給の高さです。

同じ事務職でも、パートと比べると時給が高めに設定されていることが多く、短時間勤務でも一定の収入を確保しやすいのがメリットです。

子どもが小さいうちは、

  • フルタイムは難しい
  • でも、できれば扶養内にこだわらず働きたい

というママも多いはず。

派遣なら「時間は短く、効率よく働く」という選択がしやすく、体力や家庭の負担を抑えながら働くことができます。

残業なし・時短など条件を選びやすい

派遣は、働き始める前に勤務時間・残業の有無・曜日などの条件を確認したうえで契約します。

そのため、

  • 残業なし
  • 時短勤務
  • 土日祝休み

といった条件を、最初から前提として働けるケースが多いです。

正社員のように「入社してみないと実態がわからない」「断りづらくて残業が当たり前になる」といった不安が少なく、お迎えや家庭の予定を優先しやすい働き方ができます。

仕事と家庭のバランスが取りやすい

派遣は、業務内容や責任範囲があらかじめ決まっています。

そのため、

  • 仕事を家に持ち帰らない
  • 休日に連絡が来にくい
  • 「全部自分がやらなきゃ」と抱え込まない

といった点で、仕事と家庭の線引きがしやすいのが特徴です。

子育て中は、仕事以外にも急な呼び出しや体調不良など、予測できないことが起こりがち。
派遣は、「今は家庭を優先したい時期」に合った距離感で働ける選択肢だと感じています。

合わなければ見直しやすい

派遣は、契約期間が決まっている働き方です。
一見デメリットに思われがちですが、ママにとっては大きなメリットでもあります。

もし、

  • 思っていた仕事内容と違った
  • 職場の雰囲気が合わなかった

と感じた場合でも、契約満了のタイミングで見直すことができます。

あい

「一度入ったら簡単に辞められない」というプレッシャーが少なく、環境を選び直せる逃げ道があるのは、精神的にもかなり楽でした。

サポートがある安心感

派遣で働く場合、職場との間に派遣会社の担当者が入ります。

  • 職場に直接言いづらいこと
  • 条件の相談
  • 人間関係の悩み

こうしたことを、一人で抱え込まずに相談できる存在がいるのは、子育て中のママにとって大きな安心材料です。

特に、「家庭の事情をどこまで伝えていいかわからない」「職場に迷惑をかけていないか不安」と感じやすい時期だからこそ、間に立ってくれる存在がいる働き方は心強いと感じました。

子育て中のママが派遣で働くデメリット

派遣には、正社員やパートにはないメリットがある一方で、事前に知っておいたほうがいい注意点もあります。

ただし、どれも「知らずに始めて後悔する」タイプのものではなく、仕組みを理解しておけば、過度に心配する必要はないと感じている点ばかりです。

契約期間があるため、不安を感じることがある

派遣は、基本的に契約期間が決まっている働き方です。
そのため、はじめは「契約が終わったらどうなるんだろう…」「急に仕事がなくなったら不安」と感じる方も多いと思います。

ただ、私がこれまで働いてきた建設事務の派遣に限って言えば、慢性的に人手不足の業界ということもあり、途中で突然契約を切られるケースは少ないと感じています。

あい

実際、私自身も契約更新を重ねながら同じ派遣先で7年以上働いた経験があります。長い方は15年を超える大先輩もいました。

また、万が一契約満了になった場合でも、派遣会社が次の仕事を探してくれるため、「完全に一人で職探しをする」状況になりにくいのも派遣の特徴です。

ボーナスがない

派遣は、基本的に賞与(ボーナス)がありません。この点は、正社員と比べたときの大きな違いです。
ただし、その分、

  • 時給が高めに設定されている
  • 残業が少なく、時間で区切りやすい

といった特徴があり、月々の収入を安定させやすいという見方もできます。

また、無期雇用派遣の場合は、少額ですがボーナスや退職金制度があるケースもあります。
数は多くありませんが、「派遣=必ずボーナスなし」とは限らない点は、知っておいて損はありません。

職場に当たり外れがある

派遣は、現場ごとに環境が変わる働き方です。
そのため、

  • 人間関係
  • 仕事の進め方
  • 職場の雰囲気

に違いが出ることがあります。
ただし、これは派遣に限らず、正社員やパートでも起こりうることです。

派遣の場合は、

  • 事前に派遣会社の担当者に職場の情報を確認できる
  • 合わないと感じたら、担当者に相談できる
  • 契約満了のタイミングで見直しができる

といった逃げ道が用意されているのが大きな違いです。

「合わない環境で我慢し続けなくていい」
この安心感は、子育て中のママにとってかなり大きいと感じています。

デメリットを知ったうえで選べば、不安は小さくなる

派遣のデメリットは、知らずに始めると不安になりやすいものが多いです。
でも、仕組みを理解したうえで選べば、

  • 想像より不安が少なかった
  • 今の生活に合っていた

と感じるケースも少なくありません。
だからこそ、「なんとなく不安だからやめておく」ではなく、知ったうえで判断することが大切だと思います。

不安な人ほど知っておいてほしいこと

派遣に少しでも不安を感じているなら、最初に知っておいてほしいことがあります。

それは、派遣は「一度決めたら後戻りできない働き方」ではないということです。
多くのママが不安に感じるポイントは、実は「誤解」や「思い込み」から来ていることも少なくありません。

ここでは、はじめて派遣を考えるママが特に知っておくと気持ちが楽になることをお伝えします。


登録=「すぐに働く」ではない

派遣会社に登録すると、
「もう働かなきゃいけないのかな?」
「断りづらくなりそう…」
と感じる方も多いと思います。

でも実際は、登録しただけで働く必要はありません。

  • 話を聞くだけ
  • 条件を確認するだけ
  • 今は情報収集だけ

こうしたスタンスで登録しても、まったく問題ありません。
「良い求人があれば考える」くらいの気持ちで大丈夫です。


複数の派遣会社に登録しても問題ない

派遣は、1社だけに絞る必要はありません。むしろ、複数の派遣会社に登録するのは一般的です。

派遣会社ごとに、

  • 得意な業界
  • 持っている求人
  • 担当者との相性

が違うため、いくつか登録して比べてみることで、自分に合った働き方が見えやすくなります。
「比較するのは失礼なのでは?」と感じる必要はありません。


断るのは当たり前。遠慮しなくて大丈夫

紹介された仕事を断ることに、罪悪感を感じてしまうママも多いですが、断ることは派遣ではごく普通のことです。

  • 条件が合わない
  • 直感的に不安がある
  • 今の生活リズムに合わない

どんな理由でも、派遣会社を通してきちんと断ることができます。

むしろ、無理に受けてしまうほうが、
後からつらくなってしまうケースもあります。

ここまで読んで、
「派遣という働き方、少しイメージが変わったかも」
「でも、もう少し具体的に知ってから考えたい」
と感じている方もいるかもしれません。

派遣の中でも、建設事務という仕事がママに向いている理由や、「きつい」と言われる背景については、こちらの記事で詳しく解説しています。

▶ 【建設事務はきつい?やめとけと言われる理由】
▶ 【派遣×建設事務のメリット7選|ママが無理なく働ける理由】

H2:まとめ|今すぐ決めなくていい

派遣は、「今すぐ働くかどうか」を決めるためのものではありません。

まずは

  • どんな求人があるのか
  • 自分の条件で働けそうか
  • 子育て中でも続けられそうか

を、情報として知っておくだけでも十分です。

「派遣って自分に合うのかな?」
「建設事務って、どんな求人があるんだろう?」

そんな疑問がある方は、子育て中のママ向けに、建設事務に強い派遣会社をまとめた記事も参考にしてみてください。
登録しなくても、読んでいるだけでイメージがつかめる内容になっています。

▶ 【ママ向け|建設事務に強い派遣会社5選】

あい

派遣会社への登録は、働くことを決めるという訳ではありません。どんな求人があるのか覗いてみるのもおすすめです。

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